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2006/6/26 |
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ピルロを守れるか?
〜決勝トーナメント1回戦(6月26日開催分)について〜 |
「ぎゃー、忙しい!」
時間がないので、得意のザァーっと、ザァーっとね(笑)
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<イタリア×オーストラリア>(6月26日 17:00)
激しい中盤のせめぎ合いが見えます(笑)
この勝負、オーストラリアの中盤がピルロとトッティをどう抑えるかで決まります。
オーストラリアはアグレッシブなMFを揃えています。グレッラ、クリナのセントラルMFに、攻撃的なケーヒル、ブレシアーノ。ブレシアーノは途中出場が2試合続いていますが、この辺りがイタリアの中盤とガチンコ勝負することになるわけです。おそらく彼らはピルロとトッティを潰しにくるでしょう。
しかし、イタリアにはピルロを守るMFがいます(トッティは矢面に立ってもらいます、おとりのために 笑)。ガットゥーゾ、ペロッタ、カモラネージ辺りがそれに当たります。
本当はデロッシがレギュラーで出場していたのですが、アメリカ戦での肘打ちで4試合出場停止。肝心なところで役に立たない男だ、まったく(^_^;
正直、中盤のクオリティはイタリアが上です。テクニックはもちろん、経験が違います。だからこそ、蒸し暑い(はずの)時間帯のゲームで、どこまで中盤を機能させないか、つまりどれだけ動けるかにかかっているのです。
あえて中盤だけを紹介しましたが、「オーストラリア攻撃陣 vs イタリア守備陣」「イタリア攻撃陣 vs オーストラリア守備陣」は調子も含めイタリアが上。色々名前を並べるのも億劫なので、「結局うまくゲームをコントロールされて、イタリアの勝ち!」。以上!(笑)
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<スイス×ウクライナ>(6月26日 21:00)
フランスを差し置いてグループH首位で決勝トーナメント進出を決めたスイスにとって、ウクライナは悪くない相手だと思います。
お互いボールポゼッション主体のサッカーではなく、相手ボールを奪ってからの素早い攻撃でゴールを奪うサッカー。チームカラーは同グループと言っていいでしょう。
そこでポイントになるのは「どうやってゴールを奪うか」。
ウクライナにはシェフチェンコという絶対的な選手がいます。2トップを組むヴォロニンなど、テクニックの確かな選手もいます。その辺りがうまく絡んでゴールを狙う。一方のスイスはチーム全体で点を取りに行くスタイル。セットプレーも得意そうです。さて、どちらが有利なんでしょう?
ボクはスイスに分があると見ています。というのは、ボールを運べるウクライナの選手は、手数をかけすぎる印象があるからです。なまじテクニシャンがいると、ボールを持てるからつい持ってしまうのが命取り、というわけです。
スイスのディフェンスは、個人も組織もしっかりとしています。ボールに対するプレッシャーの掛け方は非常にいい。センターバックのセンデロスがケガをして出場できませんが、19歳のジュールーがその代わりになりそうです。シェフチェンコ相手でもスピードでは負けそうにないし。
キレイにゴールを決めるよりは、速攻からあっという間に…とか、セットプレーで勝負が決まりそうです。そういう面では地味な対決かな。でも、ヨーロッパの中堅どころの
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